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LINEスタンプの作り方!販売までの手順を分かりやすく解説

LINEスタンプの作り方!販売までの手順を分かりやすく解説

ポンッと送るだけで会話が盛り上がるLINEスタンプ。私も可愛いスタンプをよく購入して集めているのですが、LINEスタンプは意外と簡単に作って販売できることをご存知でしょうか?

私も最初は「なんだか難しそう…」と思っていたのですが、作ってみたら割とアッサリ販売することができました。

上手くいけばお小遣い稼ぎができるでしょうし、人気クリエイターになればたくさんの報酬を得ることも可能です。簡単に販売までの流れをご説明させていただきますので、参考になればうれしいです。

目次

LINEスタンプ作成から販売までの流れ

登録から販売までの流れですが、

  1. LINEクリエイターズマーケットに登録
  2. スタンプを作る
  3. アプリで申請する

たったこの3つの手順で作ることができます。

今回私も作ってみたのですが、パソコンを使った難しい作業や、有料のお絵かきソフトや専用の道具等は一切使っていません。スマホと指一つで全てできたので、きっと初心者の方でも簡単にマネできると思います。

LINEクリエイターズマーケットに登録

まずはLINEクリエイターズマーケットに会員登録する必要があります。(登録は無料です)

登録にはLINEのアカウントが必要になりますので、まだ登録されていない方はLINE公式アプリをインストールしてください。LINEで登録したアカウント情報とパスワードを入力し、必要な項目を入力すればクリエイター登録が完了します

スタンプを作る

「LINE Creators Studio」のバージョン2.5以前に作成されたスタンプ、ならびに既に販売されているスタンプに関しては売上の分配がなされるのですが、バージョン2.6以降の「LINE Creators Studio」で作成されたスタンプにおいては売上の分配額が0円となります。

参考:LINE「重要なお知らせ:分配額の変更とクリエイター本人の無料ダウンロードについて」

次に、販売するためのスタンプを作るのですが、LINE CREATORS STUDIOという公式のアプリを使えば簡単にスタンプ作成から販売申請まですることができます。

この画面から3つの選択肢を選ぶことができます。自分で描いたイラストを販売したい場合なら「イラストを描く」を選択し、自由に好きなイラストを描きます。

色の選択、線の太さ、筆圧のみの簡単な機能だけですが、簡単に済ませたい方ならこれだけでも十分かもしれません。自分の好きな写真をスタンプにしたい方は「アルバムの写真を使う」もしくは「カメラで写真を撮る」を選び好きな写真を選んでください。

お気に入りの写真やペットの写真もスタンプすることが可能です。切り抜き、文字入れ、フィルター加工も簡単にすることができます。

無料のお絵かきアプリで作ってみる

今回私は「ibisPaint X」という無料のお絵かきアプリでスタンプを描いてみました。iPhone、Androidのどちらでも無料でインストール可能です。

LINEスタンプ用の画像サイズも用意されていますし、指でもスムーズな線を描くことができるので初心者の方でも使いやすいかと思います。LINE CREATOR STUDIOのアプリでもイラストを描くことは可能ですが加工の自由度はそこまで高くないので、イラストにこだわりたい方はお絵かきアプリを使われることをオススメします

今回私も本当に簡単なことしかしていません。好きなペンで線画を描き、着色。それだけです。最後に背景を透過加工だけしました

レイヤータブの背景のところにあるグレーと白の格子状の模様のところタップします。こうすることで色を塗っていない背景(キャンバス自体)を透明にすることができます。

手描き(アナログ)でのスタンプの作り方

スマホと指で簡単にできるとはいえ、やはり慣れが必要です。私も指でイラストを描きましたが、できるようになるまでには時間がかかりました。

「手描きならイラスト描けるのに…」と思われている方、大丈夫です。 先ほど紹介したお絵かきアプリのibisPaint Xを使えばアナログからデジタルへ編集することができます。

イラストを描いたらできるだけ影が入らないように写真を撮ります。

「写真の読み込み」で写真を選択し、線画抽出の画面が出てきたら「OK」をタップします。すると黒側、白側、中間値の三つの調整バーが出てくるので、背景が明るくなるように調節します。

今回私は白側を50%くらいに下げただけで綺麗な白色の背景になりました。もし線が薄くなってしまった場合は黒側を少し調節してあげると良いと思います。

線画抽出されているので、手描きで描いた線画以外は全て背景透過されています。そのままブラシや塗りつぶしで色を塗って、最後に背景を透過させれば完成です。このようにアナログからでもスタンプを作ることは可能なので、スマホで絵を描くのが苦手な方でも是非スタンプ作りに挑戦されてみてください。

LINEで販売可能なスタンプ個数と価格

1セットのスタンプの個数は8個、16個、24個、32個、40個から選ぶことができます。

価格も120円、240円、360円、480円、600円から選ぶようになりますが、LINEスタンプの相場は120円なので、あまり高い料金設定にすると売れなくなる可能性もあります。

また、初心者の方が少ない個数で販売したとしても売り上げを伸ばすのは難しいと思うので、120円40個スタートから頑張っていくのがいいと思います。

私も今回40個作ってみました。 40個作るのはなかなか大変ですが、描いていくうちに調子が出てきてポンポンとアイディアが浮かんでくるので制作作業はとても楽しかったです。

アプリ(LINE CREATORS STUDIO)で販売申請

スタンプができたらLINE CREATORS STUDIOのアプリから販売の申請をします。

今回私はibisPaint XでLINEスタンプ用のサイズで背景透過もしているので、特にここで切り抜き加工等はせずそのまま右上の「スキップ」をタップしました。

ここの画面では自由に切り抜きたいところを選んだり、フレームを付けたりすることもできます

個数や販売価格を選択し、英語でのタイトルや説明欄などの必要項目などを入力します。私は英語が全くできないので、翻訳アプリを使ってなんとか英語でのタイトルを考えました!

全ての項目を入力し、利用規約を確認したら申請リクエストを送ることができます。

審査が通るまでの期間はだいたい1週間前後くらいと思っても大丈夫だと思います。(審査側の都合で長引く可能性もありますが)

今回私は4日で結果が届きました。年末年始だったのでもう少し時間がかかるかと思いましたが年末年始や土日等で期間が左右されるということはどうやらないようです。

作成したLINEスタンプがリジェクトされる可能性

作成したスタンプによっては申請が下りない可能性もあります。

スタンプ審査ガイドラインもありますが、ちゃんと読んでいたとしても実際審査を通してみないとわからない点もあるのでなかなか難しいところです…。ちなみに今回の私のスタンプも一度リジェクトされてしまいました。

何も考えずに販売エリアを「販売可能な全てのエリア」を選択していたのですが、どうやら表現規制の厳しいインドネシアでは規約違反になるようです。(多分宗教上の理由などもあるのでしょうが…)

なのでエリアを指定して再申請をしました。人によっては何度かリジェクトされることもあるようなので、一度ガイドラインに目を通してから制作されると良いと思います。

LINEスタンプを作る時に意識しておきたいこと

現在LINEスタンプは飽和状態と言われており、「たくさん稼げるよ!」とは簡単には言えません。しかし折角作ったスタンプですから、やはり多くの人に使ってもらいたいと思いますよね。

私の友人はよく「なんでそんなスタンプ買ったの!?」と思うような個性的でシュールなスタンプをよく使っており、「もしかしてちょっとキモいくらいの方が売れるの?」とも思ったのですが、個性が強いスタンプは好き嫌いが別れます。

そして人気上位のスタンプは以外と白黒のシンプルなデザインが多いので「自分もシンプルなものを作ってみよう!」と思っても、ライバルが多すぎて埋もれてしまいます。

しかし確実に言えるのは「他人の真似をして作ったようなスタンプは絶対に売れない」ということです。

また、コンセプトやテーマがブレブレなスタンプも使われにくいです。「どんな人に使ってもらいたいか?」という具体的なターゲットを絞ることがポイントいなります。

LINEの承認が下りたらリリース

申請して承認が下りたら、クリエイターズマーケットのマイページ「アイテム管理」から「リリース」を押します

これでスタンプショップで販売されるようになります。リリースしてからショップに反映されるようになるまでには1時間前後かかるので、ご注意ください。

ちなみに自作したスタンプを自分で使うためにも課金してダウンロードをしなくてはなりません。私はこれを知らずに「自分で作ったのに自分でも買わなければならないなんて…!」と少しショックを受けました(笑) ただ会員登録、スタンプ申請、ショップでの販売まで全ての流れは無料でできているので、課金代の数百円でスタンプが作れると思ったら安いかもしれないですよね。

販売ページにアクセスして表示されれば反映完了です。これで無事スタンプを販売することができます。あとはお友達に宣伝したり、SNSで拡散すれば多くの人に作ったスタンプを見てもらうことができるようになります。ちなみに、今回私が作成したLINEスタンプはこちらから購入できます。

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まとめ

LINEスタンプを販売するまでの手順のまとめは、

  • LINEクリエイターズマーケットに会員登録する
  • LINE CREATORS STUDIOのアプリのインストールする
  • LINE CREATORS STUDIOのアプリ、もしくはお絵かきアプリでスタンプを作成する
  • お絵かきアプリを使う場合は背景透過を忘れない
  • スマホで絵を描くことが苦手でも、手描きイラストからスタンプを作ることが可能
  • 1セットのスタンプの個数は8個、16個、24個、32個、40個から選ぶことができる
  • 価格は120円、240円、360円、480円、600円から選ぶことができる
  • LINE CREATORS STUDIOのアプリからスタンプの審査申請をする
  • 審査結果が出るのは5日前後
  • リジェクトされる可能性もあるのでガイドラインは要チェック
  • 審査に通り、リリースしてショップに反映されるまでには1時間前後必要
  • 制作者本人もスタンプを使う場合には購入する必要がある

いかがでしたでしょうか?

今回説明は長くなってしまいましたが、実際にやってみると意外と簡単にできてしまいます。これを機に自分のオリジナルスタンプを作ってみるのはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

ベビー用品、ランドセル、食品、車、インフラ関連、様々なジャンルのお店、冠婚葬祭、アプリなどの暮らしに特化した様々な専門知識を持ち合わせた編集部です。暮らしるべでは暮らし全般の記事を執筆しており「暮らしの中の知りたいに答える」をテーマにわかりやすい記事をご提供できるように心がけています。

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