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自作したLINEスタンプを販売しないで自分用に使える?

自作したLINEスタンプを販売しないで自分用に使える?

「LINE CREATORS STUDIO」というアプリができてから、誰でも手軽にLINEスタンプを作ることができるようになりました。

自分用に使いやすいスタンプを作ったり、可愛いお子さんのスタンプやペットのスタンプ、カップルのラブラブなスタンプを作ったりするのもいいですよね!しかし「LINEスタンプってストアで販売するんでしょ?誰かに見られるのは嫌だなぁ…」と思われている方もいるのではないでしょうか?

実はLINEスタンプは「販売をしない」という方法も選択もできるのです。販売をせずに自分専用のスタンプを作るやり方をまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。

目次

LINEクリエイターズマーケットに登録

LINEスタンプを作るためにはLINEクリエイターズマーケットに会員登録する必要があります

この登録をしないと作ったスタンプを使うことができません。無料でできるのでまずは登録を済ませておきましょう。LINEで登録したアカウント情報とパスワード、そして必要項目を入力すれば登録完了となります。

まだLINEのアカウントを持っていない方はLINE公式アプリをインストールしてアカウントを取得してください。会員登録が済んだら、早速スタンプ作り開始です。

アプリで自作スタンプを作る

自分でお絵かきアプリをインストールしてスタンプのイラストを描く方法もありますが、ここではLINE CREATORS STUDIOを使ってスタンプを作ってみます。

お絵かきアプリを使って自分でスタンプを作る場合は、自分で背景を透過をしなくてはなりません。

しかし、このアプリだと簡単に背景透過加工ができますし、好きな形や可愛いフレームを付けることもできます。お絵かきアプリに比べると加工の自由度は低いかもしれませんが、操作が非常に簡単ですし、LINE CREATORS STUDIOのアプリひとつでできるのでとても手軽にスタンプを作ることができます。

専門用語とかも出てこないですし、難しい操作もとくにないので、画像編集の知識がない方でも簡単に編集できるのではないかと思います。

ただお絵かきアプリに比べると線を描くのが難しいので、イラストをメインに描かれたい方はお絵かきアプリで編集されるのが良いかもしれません。

スタンプは1セットにつき8個、16個、24個、32個、40個から選ぶことができます。最低8個から申請が可能なので、初めてスタンプ作りをされる方もまずは8個を目標に作ってみましょう。LINE CREATORS STUDIOは簡単にいろんなスタンプの作り方ができるので、あっという間に8個作ることはできると思いますよ。

自作したLINEスタンプを販売しない方法

スタンプが作れたら、今度はスタンプ審査の申請を出します。

自分専用のスタンプだとしても、審査に通ることが必要となります。もちろんスタンプのタイトルや価格設定もしてください。そしてここが今回一番のポイントです。今回作ったLINEスタンプを販売しない方法、つまりLINE STOREでスタンプを公開しない方法について解説します。

「プライベート設定」という項目の「LINE STORE/ショップ非公開」を選択することで、販売をせずにスタンプ審査の申請を出すことができます。この設定は後からでもできますが、LINE CREATORS STUDIOのアプリからは編集することはできません。

SafariやGoogle Chrome等でLINEクリエイターズマーケットに直接ログインし、スタンプの管理画面から設定をすることが可能です。

ショップを非公開にすることでLINE STOREに公開されることなく、新着・ランキングの一覧にも表示されることはないので、誰の目にも触れられない自分だけのスタンプを作ることができます。クリエイター名やスタンプの名前を検索してもヒットすることはありません

販売をせずにスタンプを作られたい方は、ここを見逃さないようにしてくださいね。

審査が必要になるということは、以下のような理由により却下(リジェクト)される場合もあります。

  • トークの場面で使えないようなもの
  • 横長の画像や8等身キャラの全身など視認性の悪いもの
  • 数字や文字のみのもの
  • ロゴのみのもの
  • 誤字脱字のあるもの
  • 既に販売されているスタンプの複製
  • スタンプの内容とタイトル、説明文が矛盾しているもの
  • 暴力的、性的な描写があるもの(下ネタもNG)
  • 著作権や商標権を侵害しているもの
  • 透過処理し忘れているもの

ちなみに私は表現規制の厳しいインドネシアでは規約違反になるとリジェクトされた経験があります。販売エリアを限定することで解決しましたが、このような場合もありますのであらかじめスタンプ審査ガイドラインに目を通して制作されることをオススメします

プライベート用に使うからといって、芸能人の画像や好きなアニメキャラを使ったものなどももちろんNGです。

参考:LINE Creators Market「審査ガイドライン」

LINEスタンプ購入ページがなくなるわけではない

ショップ非公開の設定をすればLINE STORE、LINEアプリ内のスタンプショップの新着・ランキングの一覧に表示をされることはありません。

しかし、スタンプの購入ページ自体が消えるわけではないので、直接購入ページにアクセスした場合には誰でもスタンプの購入が可能となります。

では、直接購入ページにアクセスする例を挙げてみます。

  • トークやタイムラインで該当スタンプをタップしたとき
  • 購入画面のの共有ボタンから共有をされたとき
  • 購入ページのURLが共有されたとき
  • スタンプをプレゼントしたとき

購入ページが完全になくなるというわけではありませんが、友達間や家族間で使うくらいでしたらよっぽどのことがない限り、ネット上の知らない人たちに公開されるということはないでしょう。

自作したLINEスタンプを実際に使うには?

スタンプ審査が承認されればスタンプを使うことができるようになります。 LINEクリエイターズマーケットマイページの「アイテム管理」から「リリース」をタップします。すぐにスタンプを使いたい気持ちもあるかもしれませんが、実際にリリースされて購入ページができるまでには1,2時間程必要となるので、反映されるまで待ちましょう。

購入ページのURLにアクセスして表示されれば反映完了となります。

私は初めて自分でスタンプを作った時、自分で作ったスタンプはてっきり無料で使えるものなのかと思っていました。しかし、自分で使う場合にも購入ページにアクセスしてスタンプを買う必要があります

「無料で使えないのか…!」と最初は思いましたが、スタンプ作成からショップ開設までは全て無料でできているので、「120円(最小設定額)で自分の好きなスタンプを作ることができる」と思えばかなり安いなと思いました。

スタンプは最低8個から申請ができると前述しましたが、どうせ作るのなら120円でたくさん作った方がお得ですよね。

2019年6月26日以降に審査したスタンプに関しては、クリエイター本人に限り無料でダウンロードできるようになりました。(参考:LINE「重要なお知らせ:分配額の変更とクリエイター本人の無料ダウンロードについて」

自作したLINEスタンプは無料配布できる?

実際に作ったスタンプを他の人にも使ってもらいたい場合、無料でスタンプを配布することはできるのでしょうか?

結論は、無料で配布はできません。自分で購入してプレゼントをするという形なら可能です。LINEの公式アプリ、またはWebのLINE STOREからプレゼントをすることはできます。

しかし、iPhone(iOS)ではLINE公式アプリから有料スタンプをプレゼントすることはできません

SafariやGoogle Chrome等のブラウザからLINE STOREにアクセスし、ログインした後に購入ページにいけば「プレゼントする」を選択することができます。自分の作ったオリジナルスタンプを友人や家族に使ってもらいたい時に是非やってみてください。

LINE Cameraを使う方法

  • ショップで非表示になるとはいえ、購入ページは残るからやっぱり画像をアップするのは嫌だなぁ…
  • たくさん作りたいわけではないし、課金するのも嫌だなぁ…
  • スタンプの審査を待ちたくない。今すぐ使いたい!

という方には、LINE Cameraを使った方法を使うのが良いでしょう。

LINE Cameraを開いたら「カメラ」で好きな写真を撮るか「アルバム」で既にスマホに保存されている写真を選択します。

するとフィルター加工や明るさ調整、フレーム挿入、テキスト挿入、ペイント編集などができるようになります。背景透過はできませんが、初心者の方でも簡単に可愛い編集ができます。編集ができたらチェックボタンをタップして保存し、共有ページからLINEマークをタップします。

LINEアプリが開き、送信先を選ぶと先ほど作った写真をLINEで送ることが可能です。

正確にはスタンプ作りではなく、画像を投稿するやり方なのですが、一番手軽に画像を編集してそのままLINEで送れる方法なので試されてみるのも良いかもしれません。

まとめ

  • 自分用LINEスタンプを販売せずに作ることは可能
  • 「プライベート設定」の「LINE STORE/ショップ非公開」を選択すると販売をせずにスタンプ審査の申請を出すことができる
  • LINE CREATORS STUDIOのアプリを使えば作成から申請までできる
  • スタンプは8個、16個、24個、32個、40個から個数を選ぶ
  • 自分専用スタンプであっても審査は必要
  • ショップ非公開の設定は後からでもできるが、アプリからはできないのでWebから編集しなければならない
  • ショップ非公開にしても購入ページが消えるわけではない
  • リリースして反映されるまでには1,2時間程必要
  • 作ったスタンプを自分で使うには購入する必要がある
  • 無料配布はできないが、自分で購入してプレゼントすることはできる
  • スタンプではないが、LINE Cameraのアプリを使うことで簡単に画像編集&LINEに投稿ができる

いかがでしたでしょうか?

これを機に自分専用のスタンプ、またはお子さんやペット、カップル共有のスタンプを作られるのもいいかもしれません。是非皆様もスタンプ作りに挑戦してみてくださいね!

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この記事を書いた人

ベビー用品、ランドセル、食品、車、インフラ関連、様々なジャンルのお店、冠婚葬祭、アプリなどの暮らしに特化した様々な専門知識を持ち合わせた編集部です。暮らしるべでは暮らし全般の記事を執筆しており「暮らしの中の知りたいに答える」をテーマにわかりやすい記事をご提供できるように心がけています。

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